荷造りのついでに仕込む!ごほうび段ボールのススメ

新年度からの転勤に伴う引っ越しを控え、手続きや荷造りにと大忙しの方が多い3月となりました。

辞令から引っ越しまでの約2~3か月は自分を取り巻く環境が目まぐるしく変わります。

引っ越し先のリサーチと荷造りに忙しい3月、新天地での生活を整えるのに奔走する4月、そしてドッと疲れが出るのが5月。最低限の生活環境が整った頃に疲れや喪失感がやってくる「転勤族あるある」は、環境の変化によって起こる心や身体の不調である五月病とも似ています。

今回は、その「疲れ」に備え私が引っ越し前に仕込み、やってみたことをお伝えしたいと思います。

新天地での生活に落ち着いたころにやってくる喪失感や疲れ

あわただしく過ぎる引っ越しにかかわるアレコレが落ち着いてくると、様々な現実とストレスが押し寄せます。日常で使うスーパーやドラッグストアの陳列が違うので買い物に時間がかかる、こどもを小児科に連れて行きたいけれどまずどこが良いのかのリサーチから始めないといけないなど…。

ささいなことのようですが、ささいな生活基盤の変化に適応する労力に加え、日常生活の家事は休めず、淡々とこなさねばいけないので、その積み重ねはやがて大きなストレスになります。転勤族はこれが数年単位でやってくるのですから喪失感は、そうでない人に比べ大きいかもしれません。

きっかけは同じ転勤族の友人からの餞別

とあるものを仕込むきっかけになったのは引っ越しが決まってから、同じ転勤族の友人からもらった餞別です。

それは入浴剤セットだったのですが、ちょっと普段は自分では買わないからもらうと嬉しいなと思うような、様々な種類の入浴剤が入っていて「引っ越ししてから使ってね」ということで贈ってくれました。

引っ越し後、やはり疲れがやってきて、ふとその入浴剤を使ってゆっくりお湯につかったところ、ふと心が軽くなり、「今できることは1日1日を積み重ねて、今の暮らしを日常として馴染ませていくことだ」と気持ちを切り替えられるきっかけになったのでした。

荷造り中に仕込んでみた”ごほうび段ボール”

そこで思いついたのが自分のための“ごほうび段ボール”。                        ご褒美というほどでもないのですがそんな風に私は呼んでおり、実際前回の引っ越し荷造り中に試したことです。

(こんなセットがもし転妻ギフトセットであったら欲しいし、転妻に限らず便利じゃないかなと思うので商品開発できないかなぁなんて思っています…)

具体的にはこんなこと。

  • 段ボールを用意する(60~80サイズくらいの小ぶりなものでOK)
  • 好きな入浴剤やちょっと普段使いにはしないようなケア用品(ボディクリームなど)を色々と詰める
  • 即席のスープやレトルトの白米、お菓子を2日分くらい詰める(乳児のいる方は離乳食もあると◎)
  • 封筒に5,000円(金額設定は自由)を入れて上記のものと一緒に詰める

これをご褒美ボックスとして、引っ越し先へ持っていき開けずに置いておきます。

引越が落ち着いたころにやってくる疲れの時期、「ああもう無理。何もしたくない。限界だ。」と思ったらこの段ボールを開ける時なのです。

だって転勤族は、疲れたからといってサクっと実家に行って夕飯を甘えさせてもらうとかできませんから…。

だから自分で仕込んでおくのです。

その時はご飯も作らない。ご褒美ボックスの中に仕込んだ食材を温めたり、用意しておいたお金を使いデパ地下などで美味しいお惣菜を買ったりするだけ。

そして子どもが寝た後に、もう一度お風呂に入り、とっておきの仕込んだアイテムを使います。 そんなことをして、「普段押し迫る家のためのこと」をいったんストップしてみます。

ごほうび段ボールは防災準備や病気時のリスクマネジメントにも

上記で用意したごほうび段ボールは、防災対策や自身が体調を崩した際の一助としても使う事が出来ます。

防災準備となるとこの量や内容では到底かないませんが、あったら便利。そして体調を崩し食事の材料も買いに行けない、作る事が出来ないというときにも安心材料として置いておくことができます。

用意する際の初期投資が必要になりますが、近くに親族がおらず気軽に人を頼る事ができない転妻だからこそのリスクマネジメントセットとしてもおすすめなのです。

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自分で自分の機嫌を整えるためのきっかけづくり

この記事は単純に「入浴剤やレトルト食品を用意しよう」というものではありません。

根本的な疲れや喪失感を解消するには

「1日1日を積み重ねる中で転勤先での生活を日常に馴染ませること」                         「住む場所が変わってもブレない何かを見つける事」                                    「そもそもの転勤生活の解消」など具体的なものが必要になると思います。

当然ながら単純に入浴剤を使ったから、ご飯を作らなかったから、解決されるものではありません。

しかし気持ちを切り変えるきっかけになったのは確か。自分で心身のバランスをとる対策を行えるというのはきっと強い武器になるはずです。気持ちの切り替えのきっかけづくりとしてのごほうび段ボール。

ぜひ試していただきたいなと思います。

元家具メーカーで営業職を経験したのち、家族の転勤にて退職。
季節の行事やイベント、子どものお祝いなどのハレの日に、空間装飾やテーブルスタイリングを行うharenohi_factory主宰。2児の母。

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