転勤族の子育て

転勤族 ルーティンワークのススメ

転勤という理不尽な(?)辞令によって生活のあらゆるモノ、コトが

ブツ切れになりやすい転勤族。

そんなことからあらゆることに無気力になることも多々…。

今回はもしかしたらこれって転勤族のそんな心情を少しでも安定させるために大事なことかもしれないと思ったことを、昨年末のクリスマスにふと感じたエピソードから綴りたいと思います。

家族でのクリスマスパーティの準備中のこと

あらゆるものが変わる中で変わっていないことを発見

  私はパーティプランナーとして活動しており、いわゆる誕生日や季節のイベントごと…ハレの日の空間づくりや装飾、テーブルコーディネートには思い入れとコダワリがあり楽しみでもあります。そのためだいたい当日の支度の時間は夫と子には公園遊びやちょっとしたおつかいを頼み、一人でじっくりと準備をさせてもらいます。

2020年のクリスマスも同様にBGMをかけながらテーブルクロスにアイロンをかけていました。その時ふと感じたのです。

「あ、この“行為”を私は2019年もやっていた」と。

2020年はこの場所にきて初めてのクリスマス。

転勤で不定期に、しかも自分の意思はほぼ反映できずに

住環境はもちろん、キャリアや、主に地域に由来する人との付き合いなどが変わり、私には何一つ同じことや続く事、環境はないのだと感じてきました。

転勤族でなければ、「当たり前のこと」と捉えがちな

そんな「変わらないこと」へのうらやましさがありました。

それは今も変わりませんが、「場所が変わってもクリスマスにテーブルクロスにアイロンをかけるという、いつもどおりの行為をしていたということ」を通して、これは私の唯一の変わらないことだ、変わらないことが私にもあった、となぜかとても嬉しくホッとしたのでした。

もちろんこれからの暮らしの変化や子供の成長で全く同じことは続かないかもしれませんが、このハレの日にスタイリングをする楽しみはきっと私にとって変わらないはずと思えたのです。これを私はルーティンワークと捉え、少し深堀りしてみることにしました。

ルーティンワークのメリット

落ち着きとパフォーマンスの向上

この記事の中ではルーティンを「好きな事」「いつでも変わらない事」の総称としてとらえていますが、本来は日々の生活の行動として「決まっている手順」「お決まりの所作」のこと。

数年前に日本ラグビーの五郎丸歩選手がプレー前にとるルーティンも話題になりました。YouTubeの世界でも朝の一連の行動をただただ流す「ルーティン動画」が人気なのだとか。

スポーツ選手がプレー前にとるルーティンやルーティン動画が人気な理由は何でしょうか。それは「落ち着き」からもたらされる「パフォーマンスの向上」が理由のひとつだと考えます。

スポーツや勉強では気持ちの落ち着きが集中力へとつながり、本来の力を活かす手助けとなります。

そしてスランプや混乱がおきたときにも「変わらずにやっていたこと」や「好きな事」をすることで自分の置かれた状況を落ち着いて俯瞰で見ることができるのでしょう。

あらゆるものが変わる転勤族にこそルーティンを

あなたのルーティンは何?

 転勤族は変化とその適応への努力の連続。

特に家族の生活面のあらゆるサポートをせざるを得ない大半のパートナーには大きな負担がかかります。冒頭にも述べたようにそこから無気力に陥ることも多々あると思います。

そんな転勤族にはこの「ルーティン」という「変わらない事」を意図的に意識してみることが有効ではないかなと思いました。

人は「変わる事」に不安を抱きがち。さらに転勤族ならあらゆるモノ、コトが変わっていく中で「わたし」はどこにあるのだろうかと所在の無さに虚しさを覚えることもあるでしょう。

その中で継続できる「変わらない事」は変化の連続である転勤族にとってささやかな自信と安心になるはずです。

キャリアとしての継続を考えると「在宅勤務可能なワークスタイルの確立」などになると思いますが、難しいことではなくても良いと思います。それに場所が変わったらできなくなることもあるでしょう。

でも好きな事の本質は変えずに別の視点で継続していくことは可能です。

例えば東京ディズニーランド(TDL)の年パスを持ち、通い詰めるほどのTDL好きだったなら、TDL好きという「ルーティン」は変わらず、TDLの違う楽しみ方を見つけて発信していくなど…。

家の中のとある部分だけはずっとこのレイアウト、お気に入りの置物を同じ場所に置いているなどでも良いと思います。

「その地その地での楽しみ方をみつけて」とは転勤族のライフハックでよく聞くけれど、ベースとなる「変わらないわたしのルーティン」があってこそ変化を少しずつ受け入れられるのでは?と思うのでした。

……わたしのルーティンは?

ふと立ち止まって心にとめておくのも良いかもしれません。

ABOUT ME
Y.Uraoka
Y.Uraoka
元家具メーカーで営業職を経験したのち、家族の転勤にて退職。 季節の行事やイベント、子どものお祝いなどのハレの日に、空間装飾やテーブルスタイリングを行うharenohi_factory主宰。2児の母。
この記事が気に入ったらTwitterフォローお願いします
転勤族に役立つ情報を配信中

転勤族妻.comをTwitterフォローする
この記事を読んだ人におすすめ