滋賀県に転勤族が住むならどこ？実際に滋賀県に住んだ転勤族17人の声

滋賀と言えば日本で一番大きい湖、琵琶湖。琵琶湖のイメージが強すぎて滋賀のことをよく知らない方も多いのではないでしょうか。そんな滋賀県に転勤で実際に住むことになったら？

この記事では、実際に滋賀県に住んでいた転勤族の方17名の方が滋賀県の「どこに住んでいたのか？」「どうして住まいをそこに決めたのか？」についてまとめます。

滋賀県に転勤が決まった、転勤族の方の家探しや生活のスタートダッシュの一助になれば幸いです。

滋賀県に転勤族が住むならどこ？実際に滋賀県に住んだ転勤族17人の声

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転勤族は滋賀県のどこに住む？

転勤で滋賀に住んだ経験者は、滋賀県内のどこに住んでいたのでしょうか？
ランキング形式でご紹介いたします。

第一位は大津市

アンケートの結果、県庁所在地である大津市が第一位でした。
次いで、長浜市（ながはま）、近江八幡市（おうみはちまん）、栗東市（りっとう）、草津市（くさつ）、彦根市（ひこね）に住んでいたとお答えいただきました。

ここで滋賀の地理が関係してきますが、真ん中に琵琶湖があるため、滋賀の地区を分ける時には「湖南、湖北、湖東、湖西」と分けられます。（分け方はほかにもいくつかあるようですがここでは４エリアの分け方をご紹介しています。また以下の画像はざっくりとしたイメージとしてご覧ください）

湖南エリアは京都・大阪の通勤圏内

アンケートの第一位「大津市」第三位の「栗東市」「草津市」は「湖南地域」と言われ、琵琶湖の南方に広がる地域です。2017年の住民基本台帳によると湖南エリアの人口が滋賀県全体の48％を占めており、滋賀県内では一番栄えているエリアと言えます。

湖南エリアは京都や大阪にも交通の便がよく、大津駅から京都駅までは10分で着いてしまうこともあり、滋賀から通勤や通学で京都・大阪方面に通っている方も多いようです。

住まいのエリアを決めるのにどんなポイントを重視した？

滋賀の転勤族の皆さんが、住まいの場所を選んだ決め手についても、教えてもらいました。

交通の便を重視

滋賀県は車が無いと不便といったイメージだったので、駅から徒歩20分以内で選びました。回答者：栗東市／40代／家族構成：配偶者, 子ども（小１～小６）, 子ども（中１～中３）／居住歴：3年以上

夫の職場まで徒歩圏内であること、快速が停車する石山駅まで徒歩圏内であること。　回答者：大津市／20代／家族構成：配偶者／居住歴：1年～2年未満

田舎すぎず、交通の便がよくてJRの新快速が停まるエリアにしました。大津市も、近江八幡市もエリアを選べば新快速があります。
大津市なら京都にも近いですし、学校や職場が京都や大阪という人も少なくないので、交通の便は良いです。
近江八幡市も近江八幡駅の近くなら商業施設も充実していて、買い物に困ることがないので、徒歩でもスーパーなどに行けるので選びました。　回答者：大津市と近江八幡市／30代／家族構成：配偶者, 自身の親, その他／居住歴：3年以上

勤務地に近く、家賃が予算以内だったため。場所によって賃貸は、新古により家賃も差がありました。　回答者：彦根市／40代／家族構成：配偶者, 子ども（中１～中３）／居住歴：2年～3年未満

子育て環境

生活するにあたっての利便性が比較的良く、夫の職場への通勤が比較的近く、子供の通学や通園で距離が遠い、交通量の多いところを通る等の困ることが少ない点を重視しました。回答者：栗東市／40代／家族構成：配偶者, 子ども（年少～年長）, 子ども（小１～小６）／居住歴：3年以上

駅近くて、子育てしやすい静かなエリア　回答者：大津市／20代／家族構成：配偶者／居住歴：1年～2年未満

夫の勤務地は中心地から遠いエリアだったため通勤時間を犠牲にしてもらい子育て環境を重視しました。
この先数年住んだとして中学や高校が電車通学になる可能性もあるので駅の近くにしておいたほうが選択肢が広がると考えました。実際に住み始めて少し経ちますが、やはり駅前にしておいてよかったと思っています。回答者：大津市／30代／家族構成：配偶者, 子ども（小学生）／居住歴：1年未満

栗東市、草津市、大津市あたりが候補でしたが実際に見に行ってみて栗東市にしました。草津はショッピングセンターなどもあり栄えていて若者向け？で、栗東市は道も広くてファミリー向けの印象でした。うちは夫が車通勤ですが電車通勤の場合は大津や草津の駅前のほうが便利かもしれません。回答者：栗東市／30代／家族構成：配偶者, 子ども（小学生）／居住歴：1年～2年未満

「子育てしやすい街」を見極めるにはどうしたらいいか、こちらの記事もぜひ参考になさってください。

「子育てしやすい街」を見極める。引っ越し前に自治体を比較する方法

その他のご意見

滋賀出身の知り合いにも昔から聞く治安を聞きました。併せてなるべく家賃の相場が高めで古くからある住宅地(長く住んでいる人が多そうな)地域にしました。京都へのアクセス、市電とJRどちらも同じ頻度で使うのでどちらの駅も徒歩圏内にしました。回答者：大津市／30代／家族構成：配偶者, 子ども（未就園児）／居住歴：3年以上

全く土地勘のない場所だったので、不動産に行って、通勤に便利な範囲内でおすすめのエリアを聞いてから決めました。回答者：草津市／20代／家族構成：配偶者／居住歴：1年未満

職場から社宅が与えられたので、自分達では選べませんでしたが、駅前の比較的新しい高層？マンションでした。　回答者：草津市／40代／家族構成：配偶者, 子ども（未就園児）／居住歴：1年～2年未満

琵琶湖に近い場所を意識して決めました。やはり癒されるというポイントが大事だったからです。回答者：大津市／30代／家族構成：子ども（年少～年長）, 自身の親／居住歴：1年～2年未満

琵琶湖の景観を重視するというのは滋賀県ならではですね！遠くに出かけなくても、日々心が癒されるような景色を見られるというのは羨ましいです。

生まれて初めて大きな湖の近くに住むということで、浸水想定区域図はよく調べました。琵琶湖のすぐそばではなくても、干拓地域など浸水する可能性があるエリアがあるようで、事前に調べておいてよかったです。回答者：大津市／30代／家族構成：配偶者, 子ども（小学生）／居住歴：1年未満

滋賀県防災情報マップは、水害はもちろん、土砂災害や地震など、様々な自然災害のリスクを地図で確認できます。

会社から大津市に住むのをお勧めされましたが、大津市の中でも「堅田」駅を境に気候が変わり、冬の降雪量が全く違うことや、風による湖西線の運休が多いということを初めて知りました。（堅田駅までは止まらずに走ることが多いそうです）同じ市内でもそのような違いがあることに驚きました。回答者：大津市／30代／家族構成：配偶者, 子ども（小学生）／居住歴：1年未満