やっと終わった引っ越し先への大移動。
とりあえず、すぐに使うものだけでも……と荷ほどきしているうちに残ってしまった“開かずの段ボール”。次の引っ越しまでそのままに、とまではいかずともなかなか片付かなかった経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
今回は、荷ほどきをスムーズに終わらせて、新しい生活に移行していくためのコツを綴ります。
これまで連載でお届けしてきた「荷造り荷解きのコツとすすめかた」の最終章になりますので、これまでの連載記事の流れにそってお届けしています。初めてこちらのページを訪れていただいた方は、ぜひ連載の1から見ていただくことをおすすめします。
>>このページコンテンツ
新居のドアを初めてあけたその時から荷解きははじまる
引っ越しの荷物は、「引っ越し業者のトラックに載せていくもの」「貴重品など自分で持っていくもの」がありますよね。この「自分で持っていくもの」の中に、ぜひ連載001の記事でお伝えした番号をふった間取り図面を、A3サイズで2枚+マステを1個でいれていただきたいです。
そして、新居につき、カギをあけたらすぐ引っ越し業者に作業をはじめてもらう前に、玄関ドアの内側にこの図面を貼り付けましょう。
図面にふった部屋番号と、段ボールに書いた番号を、玄関ドアで照合してもらい、運ぶ場所を業者の方にわかりやすく伝えるためです。 効率よく荷解きを進めるためには、収納・配置する場所に荷物を運んでおいてもらうことが重要ですよね。A4サイズの図面だと、図面が小さく確認しにくいのでA3で用意しておくことをおすすめします。
荷解きのルール
まず押さえておきたい段ボールにかかわるルールが2つあります。それは
①段ボールは一度あけたら、空にする
②空になったらすぐたたむ
中途半端に中身が残った段ボールはおそらく行き場や置き場に一時的に困ってしまったものだと思います。それらを放置して別の段ボールの開梱に取り掛かると、中途半端に中身が残った段ボールが点在してなかなか段ボールが片付かないということになりがちです。できる限り、一度あけた段ボールの中身は全て出して配置、収納していくように心がけたいですね。
もし、行き場などに困ったものがあったらそれは一つ空の段ボールをつくって、その中にひとまとめに投げ込んでいきましょう。荷解きが落ち着いた時にその段ボールの中身を整頓すると、使わないのに詰めてしまったものもまぎれていたりして、モノの処分にもつながります。
そして空になった段ボールは、作業の邪魔にもなるため、すぐにたたんで一か所に積んでおきましょう。
最初にあけるのはこの段ボールから!
最初にあけるのは連載003の記事でお伝えした「すぐ使うセット」からです。
このセットには、新居で最初に欲しいと思う「かゆいところに手が届くモノ」ばかりが詰まっています。まずはそれをあけて、ゴミ袋を確保し、カーテンを取付け、トイレットペーパーやタオルを洗面所などにセットして、暮らしのベースを整えていきましょう。
荷解き順 おすすめランキング
荷解きはなるべく部屋ごとに行っていくのが進めやすいです。ここでスムーズに新生活につなげやすい荷解き順をランキングにしてみました。
\1位:洗面所、お風呂、トイレ/
⇒キッチン以外の水回りということになります。引っ越し初日からキッチンで料理がしたい!ということでなければ食事は外食やテイクアウトもできますので、まずはここからはじめるのがおススメです。ほかの場所に比べると空間も狭く、ものの量も少ない傾向にあるので荷解き⇒収納のハードルが低い場所でもあります。
\2位:寝室/
⇒賃貸の限られた間取りで「寝室」だけの目的で使う部屋はなかなかとれないと思いますので、「寝室」というよりも「寝具」という方がリアルかと思います。布団を押し入れにしまう、ベッドまわりを整えることをしていきましょう。
\3位:キッチン/
ここでやってくるのがキッチンです。引っ越し当日はテイクアウトや外食という方も多いのではと思いますので、3位をキッチンにしました。引っ越し翌朝は、電源をいれておいた冷蔵庫に飲み物やヨーグルト、パンをいれておけば引っ越し当日と朝までは荷解きがすんでいなくても何とかなります。
引っ越し翌日から学校、職場へ、ということであれば(……考えただけで大変ですよね…)優先度は変わってくるかと思いますが1~3位までを優先して荷解きしていけば一通りの生活はできます。1~3位までの部屋が終わったら、衣類や書籍、リビングまわりへとうつっていきましょう。
小さなお子さんがいる場合
小さなお子さんがいるおうちは、先におもちゃや絵本などを出すこともあると思うのですが、引っ越ししてすぐはあまりおすすめしません。おもちゃなどの散乱した部屋で荷解きを進めていくのは大変なので、できれば「引っ越し当日を1晩明かすため段ボール」の中に最低限の絵本やおもちゃをいれておくことをおすすめします。馴染みのあるおもちゃでも良いですし、付録付きの雑誌など新刊をこっそり用意しておいても良いと思います。
(もしも余裕があったら付録は組み立てた状態にしておいて……荷解き中に作って~!組み立てて~!と言われるのもなかなか厳しいものがあると思いますので……)
最後にこれまでまとめてきた荷造り荷解きの図解を並べてみました。
詳しく知りたい!という方はぜひ連載記事を読んでいただくと役に立つ引っ越しノウハウなると思います。(私もまたこれをやるのか…とハラハラしますが、…頑張ります。)
連載記事の初回はこちらから▼
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