数年に一度は引っ越す私たち転勤族。
ベッドやソファー、食器棚などの大型家具で欲しいものがあっても、次の家のことを考えると躊躇してしまうこと、ありますよね。次にどんな物件に住むことになるかは分かりませんし、その時にまたお部屋に置けるかと考えると、購入するまで悩んでしまう。というのは転勤族あるあるだと思います。
特にベッドは、布団で済ませるという手があるので「とりあえずベッドじゃなくて布団でもいいかな…」となりがち。実際に私も結婚して転勤族になってから4年くらい、なんとなく購入に踏み切れず、転勤族だし、小さい子がいるから落ちる心配もあるし…としばらく布団生活を送っていました。
ですが、ベッドには布団にはないメリットがたくさんありますし、結局悩みに悩んで購入したベッドがすごくよかったこともあり、お布団のお手入れの手間を思えば、もっと早く購入すればよかったな~と思っています。
この記事では転勤族歴10年の主婦である私のおすすめベッドを紹介するほか、転勤族の方のベッド事情(メリットやデメリット)と付属品について、転勤族の方に読んでほしいベッド事情についてお話したいと思います。
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転勤族がベッドを購入するメリット
ホコリやハウスダストを避けられる
ベッドを使う一番のメリットがこちらです。ホコリは、床から30㎝の高さより下に対流するといわれており、布団はよりホコリやハウスダストを吸ってしまう可能性が高いそうです。
一方、ベッドは30㎝以上高い場合がほとんどなので、ホコリやハウスダストを避けることができます。小さなお子さんがいて、ホコリやハウスダストの影響が気になるならベッドの方が安心です。
布団の上げ下ろしがない
毎日布団を上げたり、下ろしたりするのはかなり面倒です。特に小さいお子さんは寝ている間にたくさんの汗をかくので、こまめな天日干しやお手入れが必要。お手入れをしなで敷きっぱなしにしておくとお布団がかびてしまうリスクもあります。(布団は結構すぐカビます…)
一方ベッドはそのような手間もないので家事も時短が可能。疲れた日でも布団の上げ下ろしが必要なく就寝準備ができるのは嬉しいポイントです。
床冷えの影響を受けない
布団は床に直に敷くため、どうしても床冷えしやすくなります。フローリングの住居に引っ越した場合、より寒く感じることも。転勤族だとどうしてもやむを得ない事情で少し古い社宅や賃貸に住むこともありますよね(泣)
ベッドなら床冷えの影響も受けず、快適に眠ることができます。個人的にも、ベッド購入に踏み切ったのはこの理由でした。当時はちょっと古めの物件の1階に住んでいたため、本当に床が冷たくて寒く、我慢できずベッドを購入しました。
収納付きなら、部屋の片づけが楽
「ベッドはスペースを取るから…」そんな風に思って布団にしている方も、収納スペースが付いているベッドなら、洋服や本などを自由に収納できて、部屋全体がスッキリします。
通気性や掃除のしやすさを犠牲にする面もありますが、ベッド下に収納できる分、別の収納ボックスなどを用意する必要がないため「かえって部屋が片付く」ということもあります。
転勤族がベッドを購入するデメリット
ベッドは大きなお買い物なので、デメリットもご紹介しておきます。大きな買い物はデメリットも加味したうえで慎重にしたいですよね。
次の転勤でベッドを買い替えor処分する可能性
何と言っても転勤族ならではのデメリットは「次の家に置けるかどうかの問題」です。
我が家(夫婦+子供2人)の実例をもとにご紹介します。私の場合、現在4人家族でセミダブルベッド2つとシングルベッド1つを使っています。前の家は寝室に充てていた部屋が広かったので問題なかったのですが、今のマンションでは寝室にした部屋に3つ置くにはサイズがギリギリ・・・。今は↓のようにお部屋に詰めて3つ並べて使っています。
3つ並べると空いているスキマは縦50㎝、横も30㎝くらいしかないため、しっかり移動させて掃除機をかけるということが難しく、ベッド下のお掃除はルンバさんに頑張ってもらうしかないということで急遽ルンバを買いました。結果的にルンバはよい買い物でしたが、引っ越し時の急なお買い物としては高額でした(泣)
このように、とにかく新しい部屋におけるかどうか毎回心配しないといけない、最悪は買い替えや処分の可能性があるというのが一番のデメリットです。
ほかにも、ベッドの足やフレームが床や壁を傷つけてしまうリスクや、荷物が増えることによるお引越し費用の料金増加などがデメリットになります。引っ越し費用や退去費用が全額会社負担の場合はよいのですが、会社により制度は様々ですので、このあたりは確認のうえで購入を考えたほうがよさそうです。
さて、そんなデメリットもありつつ、購入するならどんなベッドがいいのか、私の一押しベッドと、ほかにおすすめのベッドの3タイプをご紹介します。
転勤族の方におすすめのベッド4タイプ
それではここからは、体験談も含めて転勤族の方におすすめのベッドをご紹介していきます。
タイプ1:足つきマットレスタイプのベッド
こちらが私のイチオシ。マットレスに「足」だけが取り付けられているタイプのベッドです。足は取り外しができるものを選べば、引っ越しで運ぶときには外すことができます。また、引っ越してから模様替えをする時も足を外すと運びやすくなります。
また、このタイプは頭上にフレームが付いていないので、置く際にも前後の幅が最小限で済みますし、フレームが壁に当たって傷をつける心配もありません。とにかくコンパクトにベッドの機能だけを使えるのがこの足つきマットレスタイプです。
具体的な商品としてお勧めなのはニトリと無印良品。どちらも使ったことがあり、ニトリのほうがコスパはいいかなと感じていますが、寝心地は人ぞれぞれ。店舗で横になって決めていただくのがいいと思います。
ニトリ / 脚付きボンネルコイルマットレス(S)
転勤族の味方、ニトリの足つきマットレスタイプのベッドです。このお値段にしては寝心地がよいという口コミも多数。
無印良品にも同じような脚付マットレスです。人気の定番商品なのでご存じの方も多いかもしれません。
さて、足つきマットレスタイプのベッドがイチオシではありますが、他にも転勤族におすすめのベッドのタイプをご紹介します。
タイプ2:すのこベッド
枠組みが「すのこ」のような形をしている「すのこベッド」は通気性に優れているのが特徴、そのため、カビが生えにくくなっています。ただ暑さが気になる夏も快適に寝られる一方、冬は少し寒く感じることも。使用する時は厚めのマットレスや布団を敷くなどして対策するとよさそうです。おすすめのすのこベッドはこちらです。
ニトリ / 脚付きヘッドレスすのこベッド
またまた転勤族の味方、ニトリのすのこベッドです。リーズナブルな価格で、ベッド下は17㎝なのでお掃除もしやすく、空いているスペースには収納ボックスなども入れることができて便利です。色は3食あり、シンプルかつナチュラルなデザインなので、色々なお部屋にマッチします。ロータイプにもなるようで小さいお子さんがいる方でも安心です。詳細は下の画像をクリックすると確認できます。
タイプ3:折りたたみ式ベッド
折りたたみ式かつキャスターが付いているベッドです。折りたたんで移動させられる分掃除がしやすいですし、たたむと部屋を広く使えます。ただ単身赴任や単身での転勤の方にはおすすめですが、小さなお子さんがいるご家庭はキャスターゴロゴロして壁にぶつけるなど、ちょっと心配な部分もあるかもしれません。折りたたみ式のベッドで、おすすめとしてニトリの商品をご紹介します。
ニトリ / 折りたたみ桐すのこベッド
こちらはすのこタイプの折りたたみベッドで、通気性も良いのが特徴。ベッドを折りたためば部屋もスッキリしますし、なんと、そのまま布団を干すことも可能だそうです。ベランダが狭い住居に引っ越しをしたとしても、これなら手軽に部屋干しができて便利ですよね。高さは40㎝もあり、収納スペースが欲しい方にもピッタリ。こちらはネット通販のみの取り扱いです。詳細は下の画像をクリックすると確認できます。
タイプ4:収納付きのベッド
収納付きのベッドは、かなりの容量の洋服や本などが収納できます。あまり使わないけど捨てられないものがある場合、そのためにキャビネットやタンスなどの大型家具を購入する必要もありません。また、子供部屋に使用すればお子さんが部屋を広く使えます。
ニトリ / シングルベッドフレーム
大小の引き出し付でたっぷり収納できるこちらのベッドフレーム。
奥行きが47㎝、合計220L分が収納可能です。フルスライドレールで開け閉めもしやすく、引き出しは右側、左側の好きな方に取り付けることができます。コンセントも1口付いているので、スマホの充電をしたり、オシャレなライトを取り付けたりとなかなかの高機能。使い勝手の良い収納に満足しているという口コミもたくさん入っていました。詳細は以下の画像から確認できます。
ベッドを購入するときに合わせて必要なもの
実は私初めて布団からベッドに買い替えた時併せて何を購入すればいいのかよくわからなかったので、ベッド本体と合わせてこんなものがあるよいいよというグッズを紹介します。
除湿シート
お布団とは異なり外に干すということが難しいベッド。汗をかきやすい子供がいたので、除湿シートを購入しました。これは本当におすすめです!センサーシールを見て湿度の状況をチェックして、天日干しマークが出てきたらお外に干すだけ。半永久的に繰り返し使えます。押し入れなどにも使えるそうで、湿度の高い地域にお住いの転勤族の方には一度チェックしてほしい商品です。
ベットパット
我が家の場合、ニトリ店員さんのおすすめで、足マットレスの上に除湿シートを引き、その上にベッドパット+ボックスシーツを引いています。マットレスや除湿シートはお洗濯ができませんがベットパットはお洗濯が可能です。温度調整ベッドパッドを愛用中ですが大きくてそこそこの厚みがあるのに洗うとすぐ乾くありがたい商品です。
どちらも有名な人気商品なのでご存じの方も多くいらっしゃると思います。結果的にニトリの商品ばかりご紹介してしまいましたが、ベッド周りでお困りの方に参考にしていただけたらと思います。
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まとめ
転勤族の方は、とりあえずベッドより布団で済ませている方も多いかと思いますが、お布団はこまめなお手入れが必要だったり、湿気の多い地域ではカビが生えやすかったり、床に直に敷いているためホコリを吸いやすいというデメリットもあります。
この記事では4パターンのおすすめベッドをご紹介しました。イチオシの足つきマットレスのほか、すのこベッドなら通気性も良く、折りたたみ式なら部屋もより広く使えて掃除も楽にできます。大きいベッドは部屋の場所をとってしまいますが、収納スペースあるベッドなら逆に部屋をスッキリさせることも可能です。気になるベッドをぜひチェックしていただけたらと思います。
読んでいただきありがとうございます。
記事についての追加情報や感想などコメント欄からお知らせいただけたら嬉しいです。
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