大雨、台風、地震など、心配なニュースが絶え間なく続いています。
転勤族暮らしはもちろん、近所に頼れる人がいない生活では、いろいろなピンチに家族だけで対策をとる必要があります。
私自身は、過去に転勤生活をしながら各地で大きな災害を2回経験したことで、常日頃からできることとして 備蓄(ローリングストック) を始め、7年になりました。
災害以外でも、インフルエンザで家族全員が同時に寝込んだことがあり、その時にも備蓄をしていたおかげで、なんとか家から出ずに乗り切ることができました。
この記事では備蓄(ローリングストック)におすすめの食べ物と選び方を紹介します。
防災の専門家ではないので、ひとりの主婦の経験にはなりますが、政府やメーカーの公式情報を調べて実践していますので、これから備蓄やローリングストックを始めようかなと考えている人に参考にしてもらえるのではないかと思います。
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ローリングストックとは?
一般財団法人 日本気象協会のWebサイトには以下のように記載されています。
ローリングストックとは?
保存食を備蓄しておくことも、もちろん大切なことではありますが、日常の中に食料備蓄を取り込むという考え方もあります。普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法をローリングストックと言います。
ローリングストックについて
私が調べている限りでは、防災用の長期保存食は賞味期限が長い分、値段が高めのものが多いので、家族人数×日数で計算すると、いいお値段になってしまい、揃えるのが億劫になってしまいます。
それと比較して、スーパーでよく買うものでも、賞味期限が1年以上のものも多くありますので、それらを普段使いしながら備蓄することで家計にも負担が少なく備えができます。
ローリングストックを実践しながら、経済的で実用的な仕組みだと実感しています。
備蓄に必要な量と考え方
推奨されているのは1週間分×人数分といわれています。
・はじめの3日間は冷蔵庫のもの
・のこりの4日間は日持ちのする食材
私もこのように考えて、冷蔵庫や冷凍庫も3日間暮らせるを意識してなるべく多めにストックを入れています。
きっちり守れているかといわれるとそうでもないのですが、目安として理解しておくといいと思います。
ローリングストック品選びの3つのポイント
以下のような3つのポイントでローリングストックするものを選んでいます。ご参考までにご覧ください。
家族の好きなものを買う
不安なことが起きているときはあまり食欲がなくなってしまいましたが、そのような中で食事をする時は、食べ慣れたものの方が手が伸びました。
大人だけではなく、子供にとっても普段通りに近いものが安心できているようで、レトルトのおかゆ等は、我が家の場合は普段食べないためあまり人気がありませんでした。
そのため家族が好きなものを、多めに買っておくという意識で備蓄をすすめています。
安いときに買う
ローリングストックの観点から見るとセールの時のまとめ買いは合理的です。賞味期限によりますが、家族の好きなものがセールになっている2個くらい多めに買って備蓄に回すようようにしています。
非常時が起きてしまった後に買い占めをすると迷惑をかけてしまいますので、日ごろから多め多めで備えておくのがおすすめです。
収納を意識して選ぶ
ローリングストックを始めると収納場所もいつもよりも多めに取ってしまいます。なのでできるだけかさばらないものを選びます。
例えばパスタソースはソースタイプより粉タイプ、スポーツドリンクはペットボトルより粉タイプなどちょっと意識して工夫しています。
また、ある程度収納スペースを備蓄用にもとから取っておけば、同じくらいの量をキープして備蓄し続けることができます。
おすすめの備蓄品と選び方
では次に、具体的にどんなものを備蓄しているかご紹介します。
フリーズドライのお味噌汁やスープ
不安な時は温かいものを飲むとすごくほっとします。子供にはコーンスープなど。よくセールになりますし賞味期限も長めなので安いときにまとめ買いして普段使いしつつキープするのがおすすめです。
缶詰類
ツナ、さば、さんま、やきとり、コーンビーフなどのたんぱく質をメインに、コーンの缶詰とフルーツ缶も。こちらも賞味期限が長いため安いときに多めに買っておきます。
食欲が少し出てきた時に動物性たんぱく質のものを食べるととても元気がでた経験があります。(その時にすごく食べ物のありがたみを感じました)缶詰類は多めに備えておくのがおすすめです。
レトルト食品
定番はレトルトカレーですが、震災時に食べることを想定して具が多そうなものを選んであります。野菜たっぷりを打ち出したレトルトスープもあるのでこちらもおすすめです。小さなお子さんがいる方は子供向けのレトルトも。
主食になる米や麺、粉物など
賞味期限が長いものなので、多めに買って普段使いしながらキープしておくといいと思います。
警視庁の災害対策課によると、 パスタを4時間水に漬けた後、ケチャップで炒めるだけでナポリタンになるそうです。まだ挑戦したことはありませんが、それを聞いてからパスタは多めに備えています。
お菓子や甘い調味料
我が家は子供がいるのでお菓子はいつも1週間分は意識して備えています。
また、お菓子が全部なくなったときのために子供が元気出るようにと、甘みのある調味料(はちみつやシロップ、ジャム)も備蓄として用意しています。 甘いものだと、ゆであずきの缶詰も賞味期限が長いのでおすめです。
乾物
切り干し大根、わかめ、お麩、ひじき、高野豆腐、塩昆布は常にキープしてあります。特に切り干し大根は多めに。
冷蔵庫の野菜を食べ切った後でも、いざとなったら水でもどして野菜を食べられるというのは安心感につながりました。
調味料
基本的によく使う調味料は、ストックを1つずつ持って置き、無くなったらストックを出して1使うという仕組みを作ってあります。特にマヨネーズや醤油、ソース、粉チーズなどは、味の変化を出ししやすいため備蓄におすすめです。
同じように、わかめご飯の素やゆかり、のり、ふりかけなどもお米の味に変化をつけられるのでストックしておくといいと思います。(できるだけ栄養価が添加されているものを選んでいます)
常備薬
食べ物ではありませんが、葛根湯や頭痛薬、ビオフェルミンは念のため切らさないようにしてあります。
栄養補助食品
カロリーメイトや栄養補助食品、おそらく非常時は不足してしまうと思われるビタミンのサプリ、スポーツドリンクの粉末を買ってあります。子供が食べやすく栄養を取れることも意識して、チョコ味のグラノーラを2袋ほど家にある状態をキープできるよう、ローリングストックしています。
ローリングストックのデメリット
ローリングストックで豊富に食べ物を備えている我が家ですが、一度だけ困ったことがありました。デメリットとしてご紹介します。
それは真夏の引っ越しです。普段の引っ越しではローリングストックも荷物にして運んでいるのですが、真夏の暑いトラックは食べ物をいれて運んでもらうのも心配で、仕方がなく転勤の内示が出てからコツコツと消費して、消費が難しいものだけは引っ越しとは別便でクール宅急便で送ることに。
普段の安心を買っていると思えば些細なこととも言えますが、引っ越しが頻繁な方、引っ越しの予定がすでに決まっている方は時期により計画が必要です。
ここまで食料品のローリングストックについてでした。以下の記事で日用品のローリングストック(備蓄)についてもまとめていますのでよければご覧ください。
読んでいただきありがとうございます。
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