群馬転勤経験者が住みたいのは〇〇市！住んでみて困ったことや良かったこととは？

草津をはじめ、伊香保・水上・万座などなど、たくさんの温泉地があり、赤城山・榛名山・妙義山などの山々や、利根川・尾瀬などの清流といった豊かな自然に恵まれている群馬県。
場所によっては電車で東京まで1時間前後という恵まれた立地でもあります。

この記事では、
「群馬に転勤が決まったものの、群馬のことは何も知らない…」
「家探しどうしよう…」
というあなたのために、
転勤で群馬に住んだことがある方に聞いた情報をお伝えしてまいります。

前橋市・高崎市・渋川市・藤岡市・太田市・邑楽町に住んでいた経験のある方に伺いました。

2度目の群馬転勤があったなら住みたいのは〇〇市

2度目に群馬に住むなら　高崎市に住みたい　という回答、なんと全会一致でした！！！

tentento編集部では、色んな都道府県に転勤で住んだことのある方々を対象にアンケートを実施していますが、全員の意見が揃うのは初めてです。

理由として挙げていただいたのは・・・

高崎市は交通の便がいいということです。
お隣で県庁所在地の前橋市も挙げてくださっていますね。

確かに高崎駅は、在来線だけでなく、上越・長野・北陸新幹線の停車駅でもありますし、駅周辺にも商業施設が充実しています。
道路事情を見ても、関越・上信越・北関東自動車道と3つの高速道路を利用することができ、群馬県内のみならず他県へのアクセスが良いです。
高崎市の交通の便がいいのは間違いありませんね。

群馬に住んで困ったこと

群馬に住むなら〇〇〇が必需品！

群馬に転勤して住んでみて、困ったこと・大変だったこと・悪い意味で驚いたことを伺ったところ、『車がないと不便』という回答が大多数でした。
交通の便が良い高崎市を推すご意見が多いのも、こんな事情があるからなのですね。

群馬県、車が生活の足として欠かせないようです。

群馬は「車社会」

「日本で一番車保有率が高い」と教えていただきましたが、こんなデータもありました。

「車は1台当たりの人口が1.12人」ということは、運転できる年齢の方は、だいたい1人1台車を所有しているイメージでしょうか。
車を持っていれば便利だから、車を保有することになるのだと思います。

自動車メーカーの「SUBARU」と聞くと群馬県を思い浮かべる方もいると思います。
群馬県太田市にスバル町という地名があるのをご存知でしょうか。
本社は東京都内にありますが、本工場は群馬県太田市にあります。

トヨタ自動車のお膝元である愛知県も車社会のようですが、群馬県も同じく車社会なのですね。

名古屋転勤。愛知に住むなら〇〇がないと不便。大変だったこと困ったことまとめ

上州名物「雷・からっ風・かかあ天下」

上州名物の３つの「か」。雷・からっ風・かかあ天下　をご存知ですか？

いただいたご意見の中にも出てきていましたのでご紹介します。

雷

夏の雷が激しいそうです。

群馬には多くの山地が連なっています。つまり上昇気流が発生しやすい土地と言えます。
加えて関東には、太平洋側からの湿った空気が流れ込んできます。
この湿った空気が山地で上昇気流となり、雷雲が発生。
やがてこの雷雲は栃木や茨城が位置する東・南東方向へ移動します。
そのため北関東一帯で雷が多くなってしまうのです。

引用：ウェザーニュース 銀座は銀座でもこんな〇〇な銀座は嫌だ！

群馬に限らず、北関東は夏の雷が多いのだそうです。
赤城山・榛名山・妙義山などの山々に囲まれている群馬県。山地で暖められた空気によって上昇気流が発生し、雷雲に発展しやすくなります。

からっ風

群馬名物「からっ風」。
その中で赤城山から吹きおろすものが「赤城おろし」と呼ばれています。

からっ風（空っ風、からっかぜ）とは、主に山に越えて吹きつける下降気流のことを指す。
山を越える際に温度、気圧ともに下がることで空気中の水蒸気が雨や雪となって山に振るため、山を越えてきた風は乾燥した状態となる。
特に群馬県で冬に見られる北西風は「上州のからっ風」として有名で、「赤城おろし」とも呼ばれ、群馬県の名物の一つとも数えられている。

引用：Wikipedia からっ風

雪国出身の方が、地元より寒く感じるとおっしゃっています。
自転車が進まないほどの強風とも。
恐るべし赤城おろし…。

かかあ天下

困ったことのお声にはありませんでしたが、「かかあ天下」についても紹介します。

古くから養蚕が盛んだった上州＝群馬県。
生糸の大量生産を実現した富岡市にある世界遺産、富岡製糸場をご存知の方も多いのではないでしょうか。

“かかあ天下”というと、「強い女性」というイメージがありますが、実は「働きもので家計を支えた女性」のこと。
古くから絹産業が盛んな上州（群馬県）では、女性が養蚕・製糸・織物で家計を支え大活躍しました。夫たちは「俺のかかあは天下一！」と呼び、これが上州名物になり、現代では活躍する女性像の代名詞ともなっています。

引用：日本遺産 かかあ天下 －ぐんまの絹物語－

群馬の女性は昔から働き者だったのですね。

群馬に住んで良かったこと

そんな車社会の群馬県ですが、住んでみてよかった！ということもたくさん教えていただきました。

豊かな自然に恵まれた空気のきれいな群馬県。四季折々の魅力が溢れていそうですね。
都会とのバランスがいいのも魅力的です。

野菜の直売所では、価格が安いだけでなく、新鮮な野菜を買うことができそうです。

地域の人に受け入れていただき優しくされると、嬉しいですよね。その土地を好きになる大きな要因だと思います。

ぜひ群馬に関する情報収集にお役立てください。

さらに、子育てに関してはこんな良い情報も。

市町村によっても異なるとは思いますが、子育て環境は恵まれていそうですね。

子育て中の方は、こちらの記事も参考にどうぞ。

「子育てしやすい街」を見極める。引っ越し前に自治体を比較する方法

おわりに

群馬県で転勤族に人気のエリアは、交通の便が良い　高崎市　ということがわかりました。

たくさんの温泉地があり、緑豊かな山々や清流などの自然に恵まれていながら、東京までの距離はおよそ100km。
用事があれば東京都内まで足を伸ばしたりしながら、のんびり生活するには最適なのではないでしょうか。

個人的には、温泉が近く日帰りで温泉巡りを楽しめるのはすごく羨ましいなと思います。

この記事が、これから群馬に転勤でお引越しという方にお力添えできていることを願うばかりです。

読んでいただきありがとうございます。
記事についての追加情報や感想などコメント欄からお知らせいただけたら嬉しいです。

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