転勤族の子供・持ち家・未婚率など「人」にまつわる転勤族データを調べました

転勤族当事者として暮らしながらも、なかなか知らない「ほかのご家庭について」

2017年に行われた「企業の転勤の実態に関する調査」で転勤経験がある人個人に向けて大規模なアンケート調査を行っています。その結果をもとに「人」にまつわる転勤族のデータをまとめてみました。

転勤族は、どんな年代が多い？

ではまず、どんな年代の方が多いのかを見ていきましょう。

引用： 企業の転勤の実態に関する調査

データによると以下の割合になっています。40代がピークですが、どの年代でも異動が行われていることがわかるデータです。

• 20代以下　12％
• 30代　30％
• 40代　36％
• 50代　20％

未婚率はどのくらい？

同調査の配偶者の有無によると以下の割合となりました。

• 既婚　67％
• 未婚　32％

既婚者の方が多いという結果ですが、転勤経験者のピークが40代であることを考えるとこのような傾向になるのかもしれません。

子供がいる方の割合は？

こちらも同調査の結果により子供についてのデータも集計されており、結果は以下のようになります。

引用： 企業の転勤の実態に関する調査

子供の有無

• お子さんがいる　54％
• お子さんがいない　41％

子供がいる場合の人数

• １人　29％
• ２人　52％
• ３人　13％

末子が何歳か？

• ０～６歳　29％
• ７～１２歳　23％
• １３～１５歳　12％
• １６～１８歳　10％

このデータを見ると、転勤族の半数の方がお子さんをお持ちということがわかります。また、お子さんがいる場合、その年齢を見ると、未就園児～小学生の年代で半数を超えています。

家族が一緒に転勤で引っ越すにせよ、転勤は当事者だけではなく家族に大きな影響を与えていることがわかります。

持ち家の有無

転勤族ならば一度は考えたことがある「家」をどこでどのタイミングで持つかということ。持ち家にまつわるデータもこの調査で集計されています。

引用： 企業の転勤の実態に関する調査

• 持ち家がある　44％
• 親名義の持ち家がある　25％
• 持ち家がない　28％

こちらも興味深い結果ですが、持ち家がある方が44％でした。

理由までは明確にわかりませんが、

• もともと転勤が決まったら単身赴任と決めて持ち家を購入する
• 家庭にとって都合のよい赴任地にきたタイミングで家を購入する
• お子さんの年齢に従って持ち家を購入する

など様々な都合で、持ち家を購入しているのではないかと伺えます。また、持ち家を購入した後に転勤が決まり持ち家を売却または賃貸に出すケースもよく聞くケースです。

家を買ったら転勤させられるは都市伝説？

では最後に、余談ですが、転勤族なら一度は聞いたことがあるはず「家を買ったら転勤になる」について興味深いアンケートを見つけました。

不動産査定サイト「マイスター」が実施したアンケートによると、回答者のうち転勤経験者（約33％）のうち約半数が転勤時に持ち家を持っており、その持ち家の購入タイミングは転勤の「１年未満」が14％。「１～３年」は26％だったということです。

この結果を総合すると約40％が家を購入してから3年以内に転勤したということになります。

興味深いアンケート結果です。

まとめ

この記事では転勤族の子供・持ち家・未婚率など「人」にまつわる転勤族データについてをお届けしました。

⇒ 住んではいけない土地を避けて安全に家探しをする方法【必ずチェックすべき防災情報まとめ】

⇒ 【要チェック】土地勘のない場所の引っ越し＆家探しに役立つサイト

⇒ 「子育てしやすい街」を見極める。引っ越し前に自治体を比較する方法

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