宇都宮・栃木で転勤族が住みやすい場所ってどこ？栃木転勤経験者に聞きました

転勤の辞令は突然やってきます。
転勤族で数年おきにお引越しというケース、何の前触れもなく本当に唐突に言い渡されるケース。
突然の業務命令も仕方ないとはいっても、特に家族は頭も心も追いつかない…なんてこともありますよね。

tentento編集部では、そんな突然の転勤が決まった方に少しでもに役に立てていただけるよう、各地域に転勤で住んだことがある方を対象にしたアンケートによりこれから転勤になる方に有益な情報を提供させていただいています。

この記事では、北関東の真ん中、栃木県に転勤経験のある方から教えてもらった

• 栃木の転勤族が実際に住んでいたのはどこか？
• どうして住まいをそこに決めたのか？
• 転勤族が多く住みやすいのはどこか？
• もし再び栃木転勤になったらどこに住みたいか？

について、ご紹介していきます。

栃木県で転勤族が住んでいたのはどこ？

一番人気は宇都宮市

１１人中９人が宇都宮市に住んでいたそうです。
その他にも、鹿沼市、大田原市に住んでいたというお答えをいただきました。

宇都宮市

栃木県の真ん中辺りに位置し、県庁所在地でもある宇都宮市は、北関東最大の都市です。
JR宇都宮駅は、東京駅まで新幹線で約５０分で行くことができます。
JR宇都宮駅や、宇都宮駅から約2km離れた場所にある東武宇都宮駅の周辺には、東武百貨店やPARCO、トナリエなど、大型商業施設があるので買い物に困ることはありません。

鹿沼市

宇都宮市に隣接する鹿沼市は、豊かな自然に囲まれながらJR日光線で15分程で行き来できる利便性の高さがあるため、宇都宮市のベッドタウンとして色々な年齢層の方が暮らす街です。

大田原市

栃木県の北東部に位置する大田原市。
電車の便がいいとはいえませんが、 大田原市中心部から市営バスで約15分ほどの場所にある那須塩原駅から東京駅へは新幹線で70分程で行くことができます。

住まいの場所はどんなポイントを重視して決めた？

栃木でも転勤族には利便性の高い場所が人気のようです。

勤務先や駅、日常の買い物に便利なスーパーやドラッグストアが近くにある場所を選んだという声を最も多くいただきました。

続いて、治安のいい場所を選ばれたというお声もありました。

土地勘がないとなかなかわかりにくい治安の良し悪し。
チェックポイントをまとめていますので、こちらの記事も参考になさってください。

引越し先の治安・安全性を調べる方法。「治安のよい街の特徴」チェックポイント10個

宇都宮市の中心街を除き、車があると便利な栃木県。
マイカーをお持ちであれば駐車場がある物件を選ぶのが賢明ですね。

交通量多いということは便利だということですが、小さなお子さん連れのファミリーは、わざわざ事故の危険性が増す場所に住まいを選ぶ必要はありませんよね。

人気エリアに社宅があって、住まいを探す必要もないというのは、とても羨ましいです。

栃木県内で転勤族が多く住みやすいと思うエリアは？

続いて、栃木に転勤経験のある方々が住んでみて思った転勤族が多く住みやすいエリアをご紹介します。

転勤族は、利便性の高い場所に住まいを選ぶ傾向にあります。
ここでも宇都宮市を挙げてくださる方が最も多かったです。

宇都宮駅周辺が、買い物に困ることがない便利な場所なだけでなく、県外へのアクセスが良い点を挙げてくださる方も多かったです。
新幹線の停車駅（宇都宮駅・小山駅・那須塩原駅）が便利、というお声もいただきました。

宇都宮市内の東、宇都宮駅より東側のエリアに転勤族が多いそうです。
挙げてくださった地名「清原」「平松本町」「梁瀬町」「峰町」も、全て宇都宮市より東側のエリアとなります。

宇都宮駅は大きな駅ですので、西口から東口へ行くだけでもかなり迂回する必要があります。住まい選びの際にはお気を付けください。

2022年に開通予定のLRTとは、「次世代型路面電車システム」のことで、宇都宮駅東口から東方向に15㎞程の区間が優先的に整備されるそうです。

LRTは、従来の路面電車と違い、
高いデザイン性を備え、
騒音や振動が少なく、快適な乗り心地など
人と環境にやさしい乗り物です。

引用：芳賀・宇都宮LRT LRTについて

次世代型の路面電車が優先的に整備されるのもやはり東側。
LRTが開通したら、ますます宇都宮駅東側のエリアに活気が出そうですね。

その他、こんな意見もいただきました。

ホンダのお膝元でもある栃木県。
東北道や北関東自動車道も通りアクセスが良いこともあり、工業団地も多いです。
工業団地周辺も暮らしやすいのですね。

あまり転勤族は多くないというご意見もいただきました。
この辺りは、栃木に住む前までの赴任地などによってもかなり感じ方が異なってくる部分ではないかと思います。

もし再び栃木に住むことになったら・・・？

もし次に再び栃木転勤があって栃木に住むことになったらどこに住みたいかについても教えてもらいました。

再び栃木に住むなら、宇都宮市、中でも宇都宮駅近郊に住みたいというお声を多数いただきました。
モノレールとはLRT（次世代路面電車）のことでしょうか。
やはり転勤族には利便性の高い立地が人気ですね。

小山市に住んでみたいとのご意見もいただきました。
宇都宮駅まで、在来線でも30分程度、新幹線なら10分程度の距離にある小山市。宇都宮市に次ぐ栃木県第二の都市です。
栃木県南部に位置するため、埼玉県の大宮駅まで在来線で40～1時間程度、新幹線なら20分程度で。東京駅までも在来線で1時間40分程度、新幹線なら45分程度で行くことが出来る利便性の高い立地です。

佐野市に住んでみたいとのお声もありました。
栃木県南西部に位置する佐野市は、佐野ラーメンで有名です。東北自動車道の佐野SAにはスマートICもあるので、利便性が高く、佐野プレミアム・アウトレットはいつも混雑しています。
豊かな自然に恵まれながら都会的な雰囲気も楽しむことができる街です。

宇都宮市の南側に隣接する上三川町も挙げていただきました。
宇都宮のご近所でありながら、都会とは違うゆっくりとした時間を過ごせそうな上、必要な際は宇都宮市に出れば良いという便利な立地のようです。

おわりに

栃木県で転勤で住んだことのある方々からのご意見、いかがでしたでしょうか。
転勤で栃木に住んでいた方々は、宇都宮市に住んでいる方が圧倒的に多いという結果がでした。

さらに、皆さんにいただいたご意見を総合すると、

宇都宮駅の東側エリア

が、利便性が高く転勤族にも住みやすいエリアであろうことがわかりました。
2022年に開業予定のLRT（次世代型路面電車）も期待大ですね。

栃木県内には、日光をはじめ、那須や鬼怒川など、観光名所もたくさんあります。日常生活に困るようなことはない場所ですし、必要があれば東京都心へも出やすいということで、住みやすい街なんだろうなと感じました。

この記事が、これから栃木へ転勤になる方の住まい選びのお役に立てますように。

読んでいただきありがとうございます。
記事についての追加情報や感想などコメント欄からお知らせいただけたら嬉しいです。

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